昭和54年5月8日 (火曜日)入院12日目 雨
2:25 便器を当てたけど何も出なかった
2:30 少し吐く ちょっと苦しむ
4:05 点滴終了
4:07 便器を当てたけど出ない
4:10 苦しくなって大きく吐く その後気持ちよく2時間ばかり寝る
6:35 小水少々
6:40 起きて気分が良さそうであった
6:50 看護婦さんが回ってきて体を押してみて、「ちょっと、むくんでいますね」と言っていく
9:25 シーツ交換
10:00 検温 36.7℃ 血圧測定
10:25 背中、下半身を拭く
10:30 小水
10:35 点滴開始1本目
11:10 吐く 苦しそうだった
13:10 りんごの汁スプーン5杯ほど飲む
13:20 点滴取替え2本目
14:10 検温 36.6℃
14:50 血圧測定
16:10 スイカの汁をスプーン5杯ほど飲む
16:15 ほんの少しだけ吐く
16:20 血の塊がはいった小水少々
18:10 小水少々
20:40 小水
20:50 点滴取替え3本目 (実姉泊まり)
21:20 吐き気止めの注射をお尻に打つ
23:40 大便・・・白く硬いものが混じっていた・・バリウムかな?
5月9日 (水曜日)入院13日目 曇り
3:15 点滴終了 スースー眠っていて気持ちが良さそうだ
3:20 吐く 苦しそう
3:30 大便がしたいと言ったが何もでない
6:15 血圧測定 今日は顔がむくんでいるようだ
7:15 顔を拭き、うがいをする
7:50 味噌汁をスプーン4杯飲む
8:50 小水 便少々
9:50 検温 36.4℃
10:15 点滴開始1本目
10:50 血圧測定 (実兄看病)
13:10 吐く
13:30 大きく吐く
13:50 小水、大便(血が混じっているようだったので看護婦さんに見てもらうと検査を
するといって持っていった)
14:00 検温 36.2 ℃
14:30 点滴取替え2本目
15:00 ベビーハイハイを食べてみる
15:30 大きく吐く(黄色いもの)
16:30 大きく吐く・・・苦しい(黄色い粘り気のあるもの)
16:50 先生回診
19:05 小水、大便も出るかなり量は多かった
19:25 点滴取替え3本目(フィジオゾール)
20:05 尿の出る注射をうつ (義理姉泊まり)
21:13 軽く吐く
22:57 小水に血の塊が3つほど混じっていて出て、本人には「注射のせいだ」と言って
おいた。看護婦さんも分からなかった
23:35 点滴終了
母の病室にはいつも兄妹、家族など親戚誰かが必ずいた。一人でいることはなかった。
当時看病をしてくれた母の実兄(私のおじ)も交通事故で数年前に亡くなった。
義理姉は(私のおば)は当時母が手術をする1年前十二指腸潰瘍で母が手術を受けた病院で
手術を受けていた。現在も元気でいる。
本当に多くの人に看病をしていただいた。仕事を持ちながら休みの日に病院で看病をしてくれた
母の兄妹たち。私や父は今でもその感謝の気持ちは忘れていない。
そのためかもしれないが、父は母方の親戚づきあいを今でもとても大切にしている。母が亡くなって
からも、色々な慶事ごとなども欠かさず出席をしている。
先日の新潟での法事。母の27回忌の席で父は・・・。
泣きながら挨拶をした。そのときの交代で看病をしてくれた親戚たちへの感謝の気持ちと
母への謝罪の言葉を述べて・・・。私たち家族も涙が止まらなかった・・・。
そして、その親戚たちも。