昭和54年5月12日 (土曜日)入院16日目 晴れ
1:50 少し吐く
4:50 点滴終了
4:50 小水
5:00 吐く (黄色のもの)
5:50 小水多量
6:15 血尿 400ml
6:45 血尿 (前回より薄い)
7:15 7:40 8:05 小水
8:10 歯磨き、顔、手、足を拭く
8:25 湯豆腐2口 わかめ1口食べる
8:35 9:15 9:45 小水
10:10 血圧測定 検温36.8℃
10:20 小水(すごく濁った色)
10:40 輸血開始
11:25 小水
11:30 手の甲に注射
11:55 12:20 小水
12:30 シチューをスプーン2杯とスイカの汁2杯飲む
12:35 輸血交換2本目
12:30 13:15 14:05 小水
14:10 検温
14:30 輸血終了1本目の点滴開始
14:50 15:40 16:30 17:10 小水
17:30 味噌汁2口 煮物の汁1口飲む
17:55 小水と大便少々
18:40 小水
19:20 メロンの汁2口飲むがすぐに吐く
19:40 小水
20:10 メロンの汁1口飲む
20:45 21:55 小水 (義理妹泊まり)
22:50 点滴取替え2本目
23:00 番茶2口飲む
23:05 少し吐く
23:20 小水
この日入院して初めて、たくさんのお小水が出たことを喜んだと日誌にはありました。
私も病院に行くたびにトイレの貯められた尿のびんを見て、「今日は少ない」「今日は多いね」
と言っていたものです。この日の母の尿の量は他の患者さんどの人より多く、私も
とっても喜んだことを覚えています。
吐く回数も少なく母が入院して初めて、回復に向かっていると私は思えてなりませんでした。
しかし・・・。それがまた訪れる大きな悪化前のほんの少しの間の、落ち着いた時間でしか
ありませんでした。