★☆★〜ボクとアタチのあしあと〜★☆★

大切な2チワワンと母のあしあとまったりと

母の命日

今日、5月24日は、母の命日。41回目。

本当に、あの日のことは、こんなに時間が経っても忘れることはない。

幼かった私でさえ、忘れたことがない。

 

あの病院の真夜中の玄関。

立っていた父。

病室へ向かう廊下。

その廊下に設置されていた酸素の水の音。

病室に入った母の顔。どっちに頭が向いていてというのも、はっきり覚えてる。

今はもうないその病院。

 

 

母は幸せだったのかなぁ。

今になってこの年になって知ったこともある。

母の苦悩を叔母から聞いた。

苦労したことだけはわかってる。漁業の実家から農業と会社員の父の所に嫁に入った母。長男の嫁。本家の嫁。

母が空を見上げて言った言葉。

 

○○だけには嫁に行くな

 

 

思い出すのはそんなこと。

和裁や編み物が得意で機械編みのシャーシャーと動かす音。毛糸を巻くお手伝い。

母の作った手作りのニット。

今でも1つ。大切に持っている。

夏には浴衣、冬はニット。

 

母は、幸せだったのかな。

 

 

何度も思いが馳せる。

 

 

そんな命日。

 


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