43年前の今日
母が天国に行ってしまった日。
私の記憶には霞もしないくらいその時のことは本当に全て覚えている。
病院の玄関についたときに出迎えた父の最初の言葉
「だめだったよ」
あの時の空気、音、全て記憶に残っている。
まだそれだからいいのかな。
全く覚えていないのでは、母も悲しいものね。
この記憶の思い出を残してくれたことは本当に幸せだと思っている。
数少ない母との思い出だけど
雪の日にマントの中にくるまって保育園に通ったこと。
機械編みのセーターを作る編み機のシャーシャーという音。
和服を作る針たてと、きれいに畳まれた浴衣
父の会社関係の方たちと毎年出かけたバス旅行。
泣けてきた。数少ないから思い出すとこれだけなのかな。思い出したら文字に残しておこう。