昭和54年5月1日(火曜日)入院5日目
11:00 小水
15:15 大便検査に出す
18:00 点滴取替え
20:40 点滴3本目
5月2日(水曜日)入院6日目
0:50 小水
5:30 点滴終了
7:00 小水検査に出す
18:30 点滴取替え2本目
20:00 父、子供が看病交代
5月3日(木曜日)入院7日目
1:30 点滴取替え3本目 小水
7:40 点滴終了
8:00 小水
9:30 今日の点滴が始まる1本目
11:40 小水 お昼に牛乳を温めてスプーンで3口程と味噌汁3口飲んでみた
14:00 看病交代 妹(母の実妹泊まり
16:00 小水
16:25 2本目の点滴に交換
19:30 「おしっこがしたい」と言ったが出ない
22:00 小水やっと出た。血尿だった。3本目の点滴に交換
地元の病院でもあるため、毎日多くの人が見舞いを訪れてくれていた。
本当にありがたいと心から思う。
5月に入りほとんど食事がノドを通らない母は、毎日点滴を3本受けていた。
これだけを見ても分かるが、毎日3本の点滴を朝からはじめ、翌日の朝方になり点滴が終わっていた。
わずかな休憩時間をとるだけで・・・。
今の時代だったら、点滴の針を毎日血管から抜くこともなく続けたり、一時的に血液が固まらない
ように、薬剤を入れ点滴の管を保存しておくことができる。
今の時代だったら・・・、母は毎日点滴の針を刺す辛さを取り除いてあげることができるのに。
この日誌を見るたびにそう思う。