★☆★〜ボクとアタチのあしあと〜★☆★

大切な2チワワンと母のあしあとまったりと

怒りと悲しみ

まだ新潟帰省ネタがあるけれど、今日はどうしてもこのことを書きたかった。

おそらく子供のいない仮の母がこんなことを語ってはいけないのかもしれない。
でも、今朝新聞を読みながら出勤途中、その記事を読みながら涙が出てきた。
その記事とは大阪で3歳の子供が虐待を受け、食事を与えられず餓死してしまった記事であった。
最近こういう記事も本当に多い。そのたびに心が痛む。
私は有り余るおせっかいやきと、母性を何かに向けてあげたくて我が子に犬を迎えた。

40日間で食事を食べさせてあげなかった日にちは26日。
それも水分さえも与えていないと・・・。
3食きちんと食べさせたのはわずか2日。
これだけでも、「愛するはずの子になぜ?」と・・・。
愛する子供であったかは別かもしれない。
でも、人間であれば、暖かい心と体に血が通っていれば、3歳の子供に「お腹が空いたよ」
「何か食べたい」と泣きせがんでくることを、どうすれば拒むことができるのだろうか?
どうすれば、その子供にミルクだけを与えそれも嘔吐している中、自分達はステーキハウスに
食事に行けるのだろうか?
私には分からない。
沢山食事をあげたという日もロールパンわずか2つ。
確かに私には子供はいない。犬と同居しているが、その犬でさえわけが分からず腹立たしくなる
こともある。大声で怒鳴ることもある。でも、極限に達する前にやはり、愛しさが先立つ。
もちろん、人間の子供であればもっと躾は大変かもしれない。キレそうになることも分からないこともない。でも・・・。
私の友人も手を上げたくなるし、虐待をする親の気持ちが分からないでもない。でも、やはりその一歩手前で、愛するわが子が愛おしく思いかえせるのが日々の生活。と話していた。
普通はそうであろう。
悲しかった。食事を与えられなかったその子供のことを思うと・・・。
怒りがこみ上げてきた。どうしてそれならこの世にその生を与えたのか。
周りがどうして気がつかなかったのか。
涙がしばらく止まらなかった。
その子が天国で美味しいものを沢山食べて、今度は幸せにまた生まれ変われることができるように心から祈りたい。