今日、決心をしてミクちんの再診に行ってきました。
あれから、「しこり」がおっきくなったか。と言われると、変わっていないと思います。
ただ、どうしても、もっとベテランの、信頼のおける先生に診てほしかったんです。
あれは、ミクがボタン電池を飲んだ今から7年前くらい。当日当直をしていた先生。
あのときの先生の判断。と、ボロボロ泣く母への対応。
多分この先も忘れる事はないでしょう。
あれから、この病院に通い続けている我が家。
そのために、この家を選ぶ時にも、ここに行くのに不便はない場所。
が選択理由でもありました。
今や他の系列病院の院長先生もしているベテラン先生にどうしても、ご相談したくて。
指名させていただきました。
先生ミクを見るなり、「白髪が増えましたね」
・・・。
そーなんですよ。あの頃は子供だったミクも、おっさんです。
もう・・・。
もちろん、何度か先生にも診察に当たった事はあったけど、ご指名は今回が2回目。
前はソラちゃんの発作について、先生にご相談したくてやっぱりご指名しました。
お忙しい先生だから、そんなに母の「くだらない心配」につきあわせるのも失礼。
と思い、なんでもない事は、その日にあたった先生にお任せしています。
触ってすぐに「これですね」
「これなら、私も緊急性はないと判断します」
そのあとに、念のためもう一度刺して、脂肪か調べてみましょうね。
と、針を刺して顕微鏡検査。
さすがです。
ちゃんと今回は何も言わなくても、顕微鏡の組織を画面で見せてくれました。
脂肪腫と判断していいでしょう。
と。
ただ、固くなったり、炎症を起こしたり、大きくなり生活に支障が出てきたときは
手術も必要になるかもしれません。
と。
1週間に一度は触ってみていってください。
と。
はっ。承知しました。
1週間に1回ね。
母。毎日触っていました。
あまり触り過ぎもよくないので、体重測定をしている日曜日に毎週チェックする事にします。
ちょっと。
安心。
もちろん切開して組織をとったわけではないから、確定診断ではない。
ことは、了承ずみ。
でも、それでも、安心材料になるのです。
いつも、いつも、考えるようにしています。
生き物だから、いつか、さよなら、しなくてはならない時がくること。
それが、ミクが先か、母が先か。
そんなことは分かりません。
でも、もし、母が先でもミクとソラが一生暮らしていけるだけのミクとソラの財産は
確保しておくこと。
ミクやソラが先が普通だと思っているけど、その時のための心の覚悟。
この8年誰よりも長く一緒に過ごしている、我が子ですから。
そう簡単ではないですよね。
そんなミクちん。
母の朝ごはんのクッキーにかぶりつき。
仁王立ちでテーブルの周りを歩き回るのでした。