★☆★〜ボクとアタチのあしあと〜★☆★

大切な2チワワンと母のあしあとまったりと

旅日記

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2月23日(金曜日)
ミクを預けた母は足早にチェックインカウンターへ。涙でべしょべしょになった顔を
あげることはできないままカウンターに立つから、ちょっと怪しげ。

外は冷たい雨。ですけれど暖冬です。いつものような寒さはありません。
飛行機に乗り込んで座席に座り、しばらく雨が流れる窓を見ながら、ミクの姿が頭から離れずメソメソ。

泣きつかれたのもあって、出発までの間ウトウトしてしまいました。
前日眠れずに朝を迎えることが多いのですぐに眠ってしまうのです。
母の必需品マスクとスリッパ。マスクは機内乾燥予防を装備して・・・。
恥ずかしいより、機内の乾燥に耐えられません。マスク。
スッピンの母にはこれが一番乾燥知らず。

でも、あれ?いつもと違うぞ。全然離陸する気配がありません。
なんで?
アナウンスは荷物の積み込みが遅れていると。。。
ま、1時間くらいはありかな?
また待ちながら、眠ってしまう。
ふと時間をみるとすでに11時出発が、13時近い。え??すでに2時間遅れているよ。
だんだんと不安になってくる。
向こうで待つ人へメールをしてみる。「飛ばないよ~」と。

と、アナウンス。
機体の整備不良で点検が遅れ、離陸はそれから4時間後ということ。
母たちはトランジットのため個別対応といわれ。とりあえず外に出されることとなった。
機内から出ると係の人が同じトランジットの人たちを集めている。
すぐに渡されたのが成田空港のホテルの案内の紙。

それを受け取った母は「これは今日到着できないな」
とっさに感じ取った。
しばらくして全員が揃うと、トランジットに間に合わないため、本日は成田宿泊。
明日同じ翌日飛行機で旅たっていただく。ということだった。
トランジット先で宿泊所を確保しようとしたけどそれができなかったための成田泊になった
という説明もあった。
思いのほか、周りからブーイングの声は上がらなかった。

ひとグループを除いては・・・。
後で知ったことだが、その方たちは全日程5日で1日の短縮だと、ダイビングができるのがたった1日。となることで、その方たちは今回の旅行自体をキャンセルすることにしたらしい。
どうせだったら沖縄でも行こうか~ってことになったらしく。
その決断は正しいのではないかな?と思いましたよ。
たった1日の海外でのダイビングなんてもったいない・・・。

で、色々ホテルやダイビングの変更キャンセルでしばらくワタワタと係の方が対応をしていて。
母は通常だったら怒るかもしれないけど、今回は役10日間の日程。
もちろん1日棒に振ることになるのは腹立たしいし、ミクのこともある。
トランジット地点で落ち合うはずの友人も心配するだろう。
何より現地で待つ人に会えないこともつらい。

でも、もうこう決まった以上はどう怒ったってどうにもならない。
母はそういうところは諦めが早い。そして一人ではなかったことがとても大きかった。

説明を受けているとき声を掛けてきた女性。
結婚式に一緒に出席することになっていた、彼女の友達の女性が成田から一緒に旅立つ。
その女性だった。
それは聞いていたが、どの人かな?と思いながらいたが、彼女から声を掛けてきてくれた。

ホテルへの移動。ホテルでの食事。どうせならと大浴場があるというので二人で出かけることに。
初対面で大浴場。
人見知りのしない母にはそれも可能。それも共通の趣味と友人ということもあったのかもしれない。
現地で待つ人への電話。驚かないわけがない。しばし頭が白くなってしまっていたらしく。
とりあえずまた連絡することで電話を切った。

そこでとった母の行動。もちろん、ミクを預けているホテルへの電話。
ミクの様子が心配だったからだ。夕食もちゃんと食べ、いつも寝ているベッドを預けてきたので
それを使用させていただいてます。と
ただ、吸い上げ式の水補給で生活しているミクなのでそちらに変えてもらうようにお願いをすると
快く「そのようにしますね。」と。同じ成田にいるのになぁ~。
なんて思いながらも受話器を置いた母でした。

ぐっすり眠って出発の朝は、前日と違って快晴。なんのトラブルもなく、旅先へと到着したのでした。
一体初日のトラブル、アクシデントはなんだったんだ???というかんじ。
つづく・・・